このブログについて
国産車デザイン採点ブログ「かっこいいですカ~?」は、わたくし"こーじ"が、独断と偏見で国産車のデザイン(かっこいいかどうか)に点数を付けて、好き勝手にコメントをしていくブログです。
そう、評価基準はあくまでも「かっこいい」かどうか!
僕は車のデザインには2つの評価基準があると思っています。
一つは、ボディサイズの割に室内が広くて、乗り降りしやすくて、ボディの四隅の把握が容易で運転しやすいといった、パッケージングの優れた「いい車」。そして、もう一つが、単純に「見た目」のよい「かっこいい車」です。
当然、両方を兼ね備えた車が理想なわけですが、この2つ、一般的には相反するものでして、さらに正論を言えばかっこよりも「いい車」であることの方が重要視されるべきでしょう。
しかし、僕はあえて「かっこいい車」かどうかのみを評価しようと思います。(そもそも、「いい車」かどうかなんて素人の僕には分かりません)
何故ならば、僕にとって、車とは「かっこよくなければならないもの」だからなのです!
僕らの小学生時代といえば、まさに、かのスーパーカーブームの真っ只中。
サーキットの狼を見てはロータスヨーロッパに憧れ、東京12チャンネルのスーパーカークイズを見ては必至にクルマのシルエットを覚え(シルエットクイズってのがあったのだ)、スーパーカー消しゴムを買っては教室の机の上で熱いレースを繰り広げ(ノック式ボールペンでプッシュプッシュしましたよね)、隣町の駐車場にカウンタックが停まっていると聞けば自転車を飛ばして見に行ったりと、スーパーカーづくしの毎日を過ごしていたものでした(ちょっと言い過ぎ?)。(ゼンマイで走るスーパーカーのプラモデルなんてのもあったなぁ)
そんなスーパーカーブームの中、どんなクルマが偉かったのかと言えば、もちろん「かっこいい」クルマです!
もうちょっと上の世代の人には最高速度だの馬力だのってスペックが重要だったのかもしれないけれど、まだまだ子供だった僕らには、そんな数字よりも何よりも、見た目のかっこよさが一番だったのでした。
未来感覚抜群のカウンタックのガルウィングドア、仮面ライダーアマゾンを連想させるまつげの付いたミウラのライト、普通のクルマの半分もないように感じたロータスヨーロッパの低い車体。
あの頃のスーパーカーは、普通のクルマとはまったく違う、本当のスーパーカーでした。
僕らには、車とは実用的な道具ではなくて、言うなれば「ヒーロー」だったのです!
そうなのです、「車」=「スーパーカー」=「ヒーロー」として育った僕にとって、車とはかっこよくなければならないものなのです。
まぁ、何も全部の車がスーパーカーのようになって欲しいわけじゃありませんが、普通の車だって、普通の車なりにかっこよくあって欲しいんですよね。
そんな訳で、試乗なんてしない(乗ってる暇がない)!
実車も特に見ない(見てる暇がない)!
雑誌の記事や広告を見ただけで、えらそーにゴタクを並べる(それしかできない)!
の基本スタンスで、好き勝手に「かっこよさ」に点数を付けていきたいと思っています。
それと、ついでに「かっこよさ」から推測した、月間の販売台数予想もしてみます。予想結果は、その車が発売された翌月から12ヶ月間の平均新車登録台数との比較で判断しますので、どの程度当るかもお楽しみに!
それでは、皆様、よろしくお願いします!!