written on 2002/8/29 当ブログで一番初めに取り上げた「ヴェロッサ」の発売から1年が過ぎ、いよいよ販売台数予想の結果発表を開始することになりました。 と、軽く言ってはみたものの、結果次第では、偉そうに色々と書いている当サイトの信頼性が大きく揺らぎかねないんで、非常に心配。 でもまぁ、自動車評論家が、「これは売れる予感がする」なんて言ってた車が全然売れないなんてことも結構ありますからね。素人の僕の予想がそうそう当るわけないって気持ちで、気軽に行きましょう! さて、「ヴェロッサ」の発売は2001年7月。 僕の予想は月1,000台。 発売の翌月、2001年8月から2002年7月の平均新車登録台数は・・・ 月1,184台 でした! ほっ。 率で言えば2割ほどのズレがありますが、まずまずの結果。世間一般が何と言おうと、個人的には満足しています。 それはそうと、予想よりはちょいと売れたようですが、トヨタにとっては惨敗と言っていい結果でしょう。車のデザインがかっこいいかどうかなんて、最終的には好き嫌いの問題になっちゃうんですが、それはデザインが好き嫌いで判断できる最低限のレベルに達していての話。アルファロメオ155とかランチアのイプシロンなんかも、かなり好き嫌いの分かれるデザインをしていますが、どちらもデザインとしての完成度は決して低くはありません。 でも、「ヴェッロサ」のデザインは、最低限のレベルに達していないと思うんです。トヨタは、この販売不振について「デザインを理解できる人が少なかった」なんて説明するのかもしれないけれど、それはちょっと違うんじゃないかと思うのです。 ま、もしも次期モデルがあるのなら、 デザイン採点と販売台数予想の記事 でも書いたように、もう少しスタイルから練り込んで欲しいものですね。 ・・・なーんて、偉そうに言えるのも、ほぼ予想通りの結果だったから。もし、めちゃめちゃ売れていたら、全然違う口調になっていたことでしょう。 すでに惨敗決定って感じの車もあるんで、その時は素直に負けを認めましょうね。 「ヴェロッサ(初代)」のデザイン採点と販売台数予想 に戻る