「ノア(初代)」の販売台数予想結果

written on 2002/12/14


最初に余談を一つ。

基本的には、あんまり好きじゃない「ノア」ですが、実車を見て、1ヶ所だけ気に入ったところがあります。それは、屋根を支える柱のうち、一番後ろにある「Dピラー」。

斜め後ろから見ると、ここの曲面や質感が、初代エスティマやナディアと同様に、なかなか美しいのです。

ま、だからと言って、「ノア」がかっこいいとは思わないんですけどね。



・・・さてさて、本題。

「出る杭は打つ!」のトヨタ戦略の中でも、当時、特に叩きのめしたかったのがステップワゴン。「ノア」「ヴォクシー」と、キャラクターを分けた2台体制で勝負を挑んだわけですが、成果の程はどうだったのでしょうか?

まぁ、街中でも、走っているのをやたらと見るし、さぞかし売れたことでしょう。ってことで、予想結果の発表です!



「ノア」「ヴォクシー」の発売は2001年11月。

僕の予想は月10,000台。

発売の翌月、2001年12月から2002年11月の平均新車登録台数は、「ノア」8,351台、「ヴォクシー」6,673台で合計・・・


月15,024台でした!


いやぁ、売れましたねぇ。正直、こんなに売れるとは思いませんでした。

対して、同期間のステップワゴンの登録数は6,140台。ステップワゴンの評価が、初代ほど良くなかったせいもあるんでしょうが、トヨタ戦略の圧勝です。



ところで、デザイン採点と販売台数予想の記事では触れなかったけど、兄弟車の「ヴォクシー」は、はっきり言って「ヘンテコ」。「ノア」の半分も売れれば上等じゃないかと思っておりました。

しかし、実際は「ヴォクシー」単独でもステップワゴンより売れたんですよね。これって、僕の趣味が世間一般の感覚からズレているってことなんでしょうか?

まぁ、とにかく今回の予想は大ハズレ。これだけ売るのは立派です。

トヨタさん、失礼致しました!(ノアだけで10,000台にしとけば良かったなぁ・・・)

この記事をシェアする
  • B!

今週の人気記事

「ウイングロード(3代目)」のデザイン採点と販売台数予想

「ラパン(2代目)」&「キューブ(3代目)」のデザイン採点と販売台数予想

「ムーヴ コンテ(初代)」のデザイン採点と販売台数予想

「ムラーノ(初代)」のデザイン採点と販売台数予想

「スカイラインクーペ(11代目)」のデザイン採点と販売台数予想

「ソニカ(初代)」&「セルボ(5代目)」のデザイン採点と販売台数予想

「エレメント(初代)」のデザイン採点と販売台数予想