「アテンザ(初代)」の販売台数予想結果
written on 2003/6/26
マツダが渾身の力を込めて送り出した「アテンザ」の発売から1年が経過。その後もデミオ、RX-8と力作が続いていますが、新生マツダの第1弾となった「アテンザ」の売れ行きはどうだったのか、早速、販売結果を見てみましょう!
「アテンザ」の発売は2002年5月。
僕の予想は月2,000台。
発売の翌月、2002年6月から2003年5月の平均新車登録台数は・・・
月2,593台でした!
うーん、なかなかの予想結果のように見えますが、僕の予想はセダンだけのもの。車としての出来はかなり良さそうだったし、セダン復権への期待を込めての予想台数だったのですが、やはり日本ではそうそう売れてはくれないようですね。
実際、この内の何台がセダンだったのかは分からないのですが、ほぼメーカー目標(2,500台)通りの販売台数だったことを考えると、セダンの比率もメーカー予想に近いものだったんじゃないかと思います(マツダの販売目標って堅実だよなぁ)。
ってことは、元々販売数の20%の予想比率だったんで、520台ってところなのでしょう。結局、スポーツ性を前面に押し出したセダンの需要なんてそんなもんなのかもしれませんね。
でもまぁ、マツダはスバル同様、変に販売台数を目指すよりも、プレミアムメーカーとしての性格を強めていった方がいいんじゃないかと思うのです。そのためには、爆発的なヒットよりも、分かる人には分かる堅実な車作りに力を注ぐべきだと思うんで、これぐらいの販売数がちょうどいいのかもしれませんね。
ところで、「アテンザ」の5ドアって、かなり欲しい度が高かったんだけど、基本的にコンパクトカーが好きな僕には、ちょっと大きすぎ。次期ファミリア(ハッチバック)が「アテンザ」5ドアの縮小版になるのを期待していたんですが、どうやら3ナンバーのようだし、プロトタイプを見る限り、少々エグいデザインのようだしで、ちょっと残念。デミオもいいんだけど、後ろ姿と燃費が気になって吹っ切れません。
この夏で10年を迎える僕の愛車は、まだまだ現役を続けそうです・・・
この記事をシェアする