「bB(2代目)」の販売台数予想結果

written on 2008/2/4


車としてのアイデンティティを放棄する「クルマ型Music Player」というキャッチコピーへの反感もあってか、当ブログのサイト時代に実施した読者アンケートで、過去最低となる25点を叩き出した、2代目「bB」。

いきなりですが、早速、販売結果を見てみましょう!



「bB」の発売は2005年12月。

僕の予想は月4,000台。

発売の翌月、2006年1月から2006年12月の平均新車登録台数は・・・


月5,247台でした!


なんと、無謀かと思われたメーカー目標の月5,000台を見事にクリア! 僕の予想は大外れ。月に5,000台も売れたとなれば、大成功とまではいかずとも、人気車種と呼んでも間違いではありません!

残念ながら購入者層の内訳までは分からないのですが、これだけの数が売れたということは、若者以外にもそれなりに受け入れられたのでしょうかねぇ。いやいや、むしろ、これが全て若者に売れたんだとしたら、それはそれで、凄いことですよ。若者に弱い弱いと言われてきたトヨタが、若者相手に月5,000台を売ったんだとしたら、まさに大成功といえるでしょう。



それにしても、発売から2年が経過したというのに、「bB」のインパクトは今でも十分以上ですね。好き嫌いは別として、街で見かけると、ついつい目で追ってしまいます。

中でも特に目を惹くのは、途中で加わったミントブルーメタリックオパールという、水色のボディカラー。発売時には、全く思いもしなかったんだけど、この色の「bB」だと、若い女の子にも似合いそうなんですよね。

この色を見て以来、いやいや、むしろ「bB」は女の子にこそ似合うんじゃないか、とまで思うようになってきました。ボディカラーで、ここまで印象が変わるとは、ちょっとした驚きですね。



という訳で、さすがにやり過ぎだろうと正直軽く見ていた「bB」ですが、販売結果を見れば、今回は僕の完敗! いやいや、むしろ、きちんとしたマーケティングに基づいてコンセプトメイクしているトヨタの戦略に、自分のオヤジ化しつつある感性が追い着けていなかったのは、当然の結果だともいえます。

うーん、自分の感性の老朽化をもっときちんと認識して、若い人の嗜好を理解するようにしないと、予想的中率のUPは難しいなぁと、痛感したのでありました・・・。

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