「オデッセイ(3代目)」の販売台数予想結果
written on 2004/11/30
「オデッセイ」、売れちゃいましたね。
僕は、メーカー目標の5,000台を下回る月4,000台という予想にしてたんですが、実際はずいぶん売れちゃいました。うむむ、今回は惨敗です・・・。
といこうことで、2003年10月に発売された「オデッセイ」。
発売の翌月、2003年11月から2004年10月の平均新車登録台数は・・・
月8,875台でした!
「オデッセイ」って、顔が怖過ぎるし、リアを中心としてヌメヌメした感じが嫌だったんで、売れないと思ったんですけどねー。背の低いスポーティーなミニバンの需要が、こんなにあるとは思いませんでした。
ところで、低全高の「オデッセイ」がこれだけ売れるとなると、惜しかったなぁと思うのが、ストリーム。あと40mm背を低くして、「オデッセイ」と同じく立体駐車場対応の1,550mmに抑えていれば、もっと人気が出ていたんじゃないかと思います。
それに、そこまで低くしていれば、さすがのトヨタも短期間でウィッシュを3サイズ全く同じに作ることは出来なかったでしょう。(と言っても、立体駐車場に入庫可能であろうとなかろうと、売れる車は売れるし、売れないもんは売れないんで、それで本当に売れ行きが変わったかは分かりませんけどね。)
そんな訳で、改めて思うのは、市場がホンダに求めているのは、やっぱり他社にはそうそう真似の出来ない車なんだなぁってこと。トヨタが2年でウィッシュを作り上げたことでも分かるように、ストリームやエディックスは、作る気さえあれば、他のメーカーにだって比較的簡単に作れるでしょう。
でも、フィットや「オデッセイ」のように、低さのためにプラットフォームから練っている場合は、さすがのトヨタでも、そう簡単には真似できないと思うのです。
他社から見れば、ホンダの低床化への情熱は馬鹿げているレベルかもしれません。
でも、そんな馬鹿を真剣に乗り越えちゃうのがホンダの魅力なのです! その基本的なところを忘れていたことが、今回の予想の敗因ですね。
・・・と反省してはみたものの、「オデッセイ」、やっぱり今でもかっこいいとは思えません! いや、むしろ、気持ち悪いです!
なのに、これだけ売れるっていうのは、独創性が評価されているだけじゃなく、「オデッセイ」をかっこいいと思っている人も多いからでしょう。
うむむ、これも完全に僕の読み違いでした・・・。
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