「ストリーム(2代目)」の販売台数予想結果

written on 2008/2/14


イルカをイメージした女性的なデザインの初代から、狼モチーフの男らしいデザインへと変貌を遂げた「ストリーム」。「お前みたいなパクリカーは噛み砕いてやるぞ!」ってな勢いでウィッシュに襲い掛かった訳ですが、果たして、恨みを晴らすことは出来たのか、早速、販売結果を見てみましょう!



「ストリーム」の発売は2006年7月。

僕の予想は月6,300台。

発売の翌月、2006年8月から2007年7月の平均新車登録台数は・・・


月5,694台でした!



んー、大ヒットとまではいきませんが、まずまずの販売数ですかね。僕の予想と、メーカー月販目標5,000台とのほぼ中間という、無難な結果となりました。思ったよりは伸び悩んだけれど、2代目発売前の1年間が月1,200台程度の販売数だったことを考えれば、モデルチェンジの効果は十分にあったと言えるでしょう。



ちなみに、同期間のウィッシュの販売数は、月5,316台。ウィッシュの販売数を超えることは出来ないんじゃないかという、僕の予想は残念ながら外れてしまいました。前年と比べて、ウィッシュの販売数が7割程度に落ち込んだのも影響しましたね。

初代と違って、デザインの系統がかなり違うので、「ストリーム」との競合は実質的にはそれほど多くは無いんじゃないかと思っていましたが、それでも、ある程度は「ストリーム」に流れたのかもしれません。



それにしても、コンパクトな3列シート車のブームも、そろそろ終わりの感じですねぇ。

ガチンコ対決が話題となった、「ストリーム」、ウィッシュも、もはや、かつてほどの勢いはありませんし、アイシス、ラフェスタ、プレマシーなんてのは、さらに寂しい販売数になっています。ついでに言えば、もうちょっと小さいモビリオやシエンタあたりも、ずいぶんと存在感が薄くなりました。大して役に立たない3列目の必要性を、疑問に感じる人が増えてきたのかもしれません。



まぁ、それでも、どれも売上ランキングで、何とか半分よりは上の方で踏ん張っているようなので、まるっきり廃れてしまったジャンルって訳でもないんですけどね。

この下降気味の流れを、今年に予想される、ウィッシュモビリオのモデルチェンジで、再び盛り返すことが出来るのか、注目したいところです。

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