「スカイライン(12代目)」の販売台数予想結果

written on 2008/9/5


去年の東京モーターショーで、色々な車の運転席に座ってみたんですが、その中でも、かなりしっくりときたのが、この「スカイライン」。視界とか、包まれ感とか、運転に集中できそうな心地良さがあって、思わず欲しいなぁと呟いてしまいました。(いえ、現実問題、とても買えないんですけどね・・・)

ちなみに、他にいい感じだったのはレガシィと、ちょっと横幅が広過ぎだけどアテンザってところ。自分でも意外だったけど、どうやら、セダンが一番落ち着くみたいです。

一方、ちょいと堅苦しくて馴染めなかったのが、フォルクスワーゲン。かと思えば、何故だかスズキ車が全般的に好印象だったりと、色々と座り比べが出来て面白かったです。

なーんて余計な話はこのくらいにして、早速、本題の予想結果を見てみましょう!



さて、「スカイライン」の発売は2006年11月。

僕の予想は月2,000台。

発売の翌月、2006年12月から2007年11月の平均新車登録台数は・・・


月1,980台でした!


うんうん、最後の2ヶ月は、クーペの台数が少し混ざっちゃっているようだけど、まずまずの予想結果!話題性を考えれば、いくら何でも少な過ぎのメーカー目標1,000台は、当然軽くクリアです!

んでも、まぁ、絶対数として見れば、決して大ヒットの台数ではないですよねぇ。ミニバンとかの高い視点の車に不慣れな僕としては、「スカイライン」みたいに安定感のある着座姿勢の方が落ち着くんですけど、広さの魅力には勝てないんでしょうね。余程動き回ったりしない限り、一般的なセダンの広さがあれば、普通に座っている分には十分じゃないかと思うんですけどね。(チャイルドシートに小さな子を乗せる時なんかは、広い方が楽ってのは分かりますが・・・。)



それにしても、世の中の車がすっかり広くなったばかりに、今やセダンは、かつてのクーペみたいな扱いです。今ではミニバンがセダンの役割になっちゃって、セダンがクーペの立場なのです。

となると、クーペなんてのは、スーパーセブンぐらいの存在になってしまっているのかもしれません。これじゃ、セダンもクーペも売れないですよねぇ。残念ですけど、今の日本じゃ、車の役割が昔とは全く変わってしまったのです。

でも、そんな逆境の中、セダンとクーペで挑んでいる「スカイライン」には何とか頑張ってもらいたいところ。期待していたセダンのカブリオレは出なかったけど、コンバーチブルもかっこよさそうですしね!
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