「モビリオ(初代)」の販売台数予想結果

written on 2003/1/25


ホンダの3列シートミニバンの末っ子「モビリオ」が、発売から1年を迎えました。

それでは早速、予想結果発表と行きましょう!



「モビリオ」の発売は2001年12月。

僕の予想は月2,000台。

発売の翌月、2002年1月から2002年12月の平均新車登録台数は・・・


月6,020台でした!


いやぁ、今回は完敗! 予想の3倍も売れるという結果になりました。最後の4ヶ月は派生車の「スパイク」の数も加わっていますが、メーカー目標の5,000台を軽くクリアです。

まぁ、「スパイク」が加わったとはいえ、それ以前でも月5,000台は超えてましたんで、立派なもん。反面、「スパイク」発売後は、「モビリオ」4,000台、「スパイク」5,000台、合わせて月9,000台の目標に対して、7,000台程度に留まってるんで、多分、「スパイク」の販売は伸びていないんでしょうね。

僕は、「モビリオ」の無機質さは一般的には受け入れられ辛いと思ったんですが、今ではすっかり人気者。このデザインが、抵抗なく受け入れられたのは誤算でした。



ところで、実車を見ていて思ったんですが、グリルレスのフロントマスクや、ガラス面積が大きくて、何となく線が細くてペコペコとした華奢な感じが、80年~90年代あたりの低車高路線だった頃のホンダ車のイメージと、ちょびっとばかし重なるんですよね。

僕は、当時のホンダ車のデザインって、都会的で大好きだったんですけど、最近のまったりとしたホンダデザインの中で、唯一あの頃の香りがするのが「モビリオ」なんじゃないかって気がしてきたのです。(もちろん、背が高くて四角いから、ボリューム感は全然違いますが・・・。)

そのせいか、一時は無機質感が気になっていたものの、最近は、再び「都会的」な印象の方が強くなってきました。

まぁ、それでも、こんなに売れているのは、ちょっと不思議な感じがしますけどね。



ところで、ホンダっていうと、走り屋だとか、最近だとミニバンメーカーってイメージが強いんだけど、僕にとっては都会的で知的なデザインこそ、ホンダ車の魅力。

その意味では、現在のホンダ車ラインアップの中で、最もデザイン的に魅力があるのは、意外にも「モビリオ」なのかもしれませんね。(室内を見る限り、あんなに背が高い必要もなさそうなんで、屋根をちょっと切っちゃうのもいい、かな?)

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