「ムラーノ(初代)」の販売台数予想結果

written on 2005/11/11


スーパーカー並みの存在感で、見る者を圧倒する「ムラーノ」の登場から、早くも1年。販売数の割に、意外と見掛ける気がするのは、ぼーっとしていても目に入ってくる、そのデザインのせいでしょうか。

いやぁ、それにしてもかっこいいですねぇ。エコが叫ばれる世の中の流れには逆行しちゃってるかもしれないけれど、日本を活気づかせるためには、こういう、ある意味バカを極めた車ってのは、絶対に必要なのです。

そんな訳で、ハイブッリドじゃないハリアーを買うぐらいなら、是非「ムラーノ」を買って、街を明るくしましょう!

さて、といったところで、早速「ムラーノ」の予想結果を見てみましょう!



2004年9月に発売された「ムラーノ」。

発売の翌月、2004年10月から2005年9月の平均新車登録台数は・・・


月1,333台でした!


メーカー目標の1,000台を軽く超え、800台という僕の予想を大きく上回る販売成績となりました!

うぅっ、希望通りに1,500台の予想台数にしとけばよかったなぁ・・・。

まぁ、予想結果は残念だけど、車好きとしいては嬉しいことです。「ムラーノ」みたいな、決して安くはないデザイン第一主義の車がこれだけ売れれば上出来です。北米での日産復活の象徴ともいえる「ムラーノ」ですが、日本でもとりあえずは成功したと言えますね。



それにしても、今思うと、2002年というのは日産にとって凄い年でした。

何しろ、マーチエルグランドフェアレディZ、キューブ、「ムラーノ(北米での発売)」と、僕を驚かせたデザインが連発した年だったのです。この1年で、デザインの日産のイメージがすっかり出来上がったといってもいいでしょう。

しかし、それ以降は段々とデザインの爆発力が落ちてきている気がするのは残念なところ。

もちろん、今のところ、「こりゃダメだ」なんてデザインは出てきていないし、確実に平均点は超えてるんだけど、あの頃のような予想を上回る驚きは登場していません。

まぁ、そうそう高得点のデザインばかり生み出せるはずはないし、僕の目も日産のデザインに慣れて、要求レベルが高くなってしまっているのかもしれないけれど、ちょっとばかり着実な販売増を求めた無難な選択に傾いてきちゃってきているんじゃないかなぁと思います。



2002年のデザイン大攻勢で存在感を一気に高めた日産さん、これを過去の栄光としてしまわないように、これからも「ムラーノ」のような大胆デザインをお願いしますよ!

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