「フェアレディZ(5代目)」の販売台数予想結果
written on 2003/8/26
小学生の頃、近所の屋根付き車庫に大切に停められていた初代「フェアレディZ」。前を通るたびに、「かっこいいなぁ」と眺めたものです。トヨタ2000GTには何の思い入れもないのですが、そのせいか、「フェアレディZ」は、僕にとって憧れのスーパーカーでした。
その後登場した2代目・3代目は、今一つインパクトが足りませんが、先代(4代目)もまた、デザインは秀逸。内容的には、日本車で初めて280馬力を達成した以外に、これといった話題はなかったかもしれませんが、その姿は今見ても、まったく古さを感じさせません。
そして、最新型の「Z」も、やはりデザインは大きな武器。デザイン採点と販売台数予想の記事では、凝縮感のないフロントマスクが不満と書きましたが、実車を見ると、圧倒的な幅広感が生み出す迫力が感じられ、まぁ、これも「あり」なのかなぁって気になります。
さて、そんな「Z」の販売台数は、どうだったのか、結果を見てみましょう!
「フェアレディZ」の発売は2002年7月。
メーカー目標は月1,000台、僕の予想は月500台。
発売の翌月、2002年8月から2003年7月の平均新車登録台数は・・・
月1,276台でした。
ま、予想結果はともかく(?)、まずまず順調に売れているようで、一安心。販売2年目に入り、販売が少々落ち込むところで、ロードスターが加わるのも、いいタイミング。この調子で、4桁台の月販数を維持できれば、スポーツカー市場の活性化も期待できそうです。
「Z」や、RX-8の話題性、イメージアップ効果を見て、3年後ぐらいには他社からもスポーツカーがポツポツ出て来たりするといいですね。
余談ですが、どう考えても「Z」が似合わない会社の先輩が乗っていることが、新型「Z」最大の欠点なんですよね・・・。
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