「コペン(初代)」の販売台数予想結果
written on 2003/7/27
ビート、カプチーノの軽オープンブーム時にはリーザ・スパイダーでお茶を濁したダイハツが、満を持して発売した「コペン」。発売から1年経過ってことで、早速、予想結果の発表です!
「コペン」の発売は2002年6月。
メーカー目標は月500台、僕の予想は月400台。
発売の翌月、2002年7月から2003年6月の平均新車登録台数は・・・
月1,093台でした。
うーん、絶対値としては少ない台数だけど、メーカー目標の倍以上という、好調な売れ行きです。
僕は、軽のオープンカー市場なんて、決して大きくないだろうから、最初だけ売れて徐々に縮小、結果的にはメーカー目標を若干下回るって予想したんですが、大ハズレ。懐に余裕のある熟年購買層が意外と多いのも、僕の想定外でした。
それに、手作りに近い生産体制のため、人気が出ても簡単には生産台数を増やせないはずだったんですが、ダイハツ、頑張りました。
まぁ、それでも供給数が不足しているのでしょうか、1年後でもコンスタントに売れているのは立派です。
んー、それにしても、こういう車がそれなりに売れ続けるのは嬉しいことです。しかも若者だけじゃなくって、それなりに車に乗ってきた人が、セカンドカーとして買うっていう図式も素敵なこと。デザイン採点と販売台数予想の記事ではスポーツカーらしさが足りないと書きましたが、こうした使われ方なら、肩の力の抜けたデザインが、逆に生きてきます。
未だに根強い人気を誇るビート、カプチーノのように、長く愛され続ける車になって欲しいですね。
ところで、今回の予想結果、これまでのところ、モビリオに次ぐ大ハズレなのですが、意外な事実に気が付きました。今まで、僕の予想より、実際の販売数が少なかったのって、ラパンだけなのです。
つまり、ラパン以外は、全て僕の予想より売れたってこと。
ついつい慎重になって、低めの予想台数にしてしまいがちだけど、もう少し、予想台数を増やした方が良さそうですね。(ちなみに、メーカー目標に届かなかったのは、ヴェロッサとザッツだけした・・・)
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